菜実(なみ)熟女図鑑 徳島素人版 女の子をお気に入りに追加

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菜実(なみ)
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無題

26/10/20 12:36|コメント:0件

今日は歯医者に行かなくてはならない。


僕は珈琲を淹れながら、その事実について考えていた。

正確に言えば、考えないようにしていた。しかし、考えないようにするという行為は、結局のところ、その対象について考え続けることと、ほとんど同じ意味を持つ。


僕はもう立派な大人だ。

ひとりで飛行機に乗ることもできるし、レストランでワインの銘柄を見ながら、味の違いもよくわからないまま、もっともらしい顔で注文することだってできる。

それなのに、歯医者の予約がひとつ入っているだけで、僕の精神は驚くほど簡単に崩壊する。


窓辺では猫が眠っていた。


猫は歯医者の予約をしない。少なくとも、自分から電話をかけて予約を取る猫に、僕はまだ出会ったことがない。

それはある意味で、猫が人間より優れていることの証明なのかもしれない。


昨夜、空には2つの月が浮かんでいた。

ひとつはいつもの月で、もうひとつは少しだけ小さく、妙に歯の形に似ていた。

僕はそれを不吉な前兆だと考えないようにした。もっとも、歯の形をした月を見て、歯医者のことを考えないというのは、なかなか難しい仕事だった。


歯医者という職業についても、僕には少しばかり疑問がある。

なぜ彼らは、あれほど穏やかな声で、あれほど恐ろしいことができるのだろう。

「少しチクッとしますよ」

殺し屋だって、おそらく仕事に取りかかる前には、もう少し具体的な説明をするのではないだろうか。

しかも歯医者の場合、こちらは自分で予約を取り、自分の足で出向き、椅子に横たわり、口を開け、最後にはお金まで支払うのだ。

これほど理不尽な取引が、現代社会において何の疑問もなく成立していることに、僕は静かな驚きを覚える。


ヤレヤレ。


時計は少しづつ予約の時間への針を進めている。


僕は残りの珈琲を飲み干し、猫の頭を撫でた。


大人になるというのは、恐怖を克服することではないのかもしれない。


少なくとも、僕は歯科用の椅子の上で人生の意味について考えなくてはならないほど、暇な人間ではないのだ。


菜実です(T^T)

歯医者は静脈麻酔でやって欲しいと

心から思っています(≖ㅂ≖)ʷʷʷ



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