菜実(なみ)熟女図鑑 徳島素人版
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台風
26/09/18 12:31|コメント:6件
台風は、ことごとく僕の予定を狙ってやってくる。 もちろん台風に悪意があるわけではない。 少なくとも気象庁はそう言うだろう。 でも僕には、どうしてもそうは思えなかった。 僕がどこかへ行こうと予定を立てる。 すると南の海のずっと向こうで、何かが静かに渦を巻きはじめる。 まるで僕の手帳をどこかで覗いているみたいに。 猫は窓辺に座って、そんなことにはまるで興味がないという顔で雨を眺めている。 僕は珈琲を淹れる。 いつもより少し濃く。 遠くで、ネジを巻く鳥が鳴いた。 やれやれ。 僕は冷蔵庫を開け、ハムとチーズとレタスを取り出す。 そしてサンドイッチを作る。 台風に予定を奪われた人間にできることなんて、 だいたいそのくらいしかないのだ。 菜実です 台風って週末を狙って来るよね( #`꒳´ ) -
晴れたね☀️
26/09/17 12:31|コメント:0件
雨が何日も降り続いたあと、太陽はようやく仕事を思い出したみたいだ。 私は二か月ものあいだ、深い古井戸の底に閉じこもっていた。 頭上に見える空は小さく、外の世界の音もほとんど届かなかった。 久しぶりの晴れ間に、私はようやく古井戸から出てみようという気持ちになった。 私が古井戸の底に居る間に、夏という季節は何か簡単な手続きを済ませるようにして終わっていたらしい。 もちろん、それが本当に終わったのかどうか、僕には分からなかった。 ただ窓から入ってくる風の温度や、猫が日向を選ぶときのわずかなためらいを見ていると、夏と呼ばれていたものはもうここにはいないのだろう、と僕はぼんやり思った。 僕はコーヒー豆を挽き、失われた二か月を少しずつ取り戻すように、時間をかけてコーヒーを淹れた。 猫は窓辺で、少しだけ秋を含んだ日差しに目を細めていた。遠くで、ネジを巻く鳥が鳴いた。 どうして今日になって井戸から出ようと思ったのか、僕にもよく分からない。晴れたからなのか、猫がそうしろと言ったからなのか。 やれやれ。 とにかく今日は、少しくらい仕事をしてみようと思う。 久しぶりにハルキ構文考えるの楽しかった(笑) 菜実です(*≧∀≦*)
